熊野古道中辺路

熊野古道中辺路(なかへち)とは、熊野三山に至る熊野参詣道のうち、田辺から本宮、新宮、那智に至る山岳路が「中辺路」(なかへち)と呼ばれています。田辺から山間部の熊野本宮大社・熊野那智大社を通って、熊野速玉大社までの総距離はおよそ21里(84km)です。

熊野古道中辺路一日目、熊野古道は過去に伊勢路で速玉大社まで歩きました。今回は速玉大社から中辺路を逆打ちします。高野坂を通り那智大社まで歩いて那智の滝のそばで宿を取りました。
熊野古道中辺路二日目、大雲取越を歩きました。帽子を忘れたので菅笠を購入した。熊野古道はほとんどが外国の方。菅笠をかぶっていると声をかけられる。写真撮っていいかとのリクエストもありました。今日の宿は小学校を再利用したところ。ここもほとんどが外国の方。
熊野古道中辺路三日目、小雲取越を歩きました。紀伊半島の山奥に入った感じがします。本宮大社にお参りして2時にはチェックイン。今日の宿はバックパッカー向けの二段ベッド。ただし私一人。
熊野古道中辺路四日目。本宮大社から発心門王子を通り近露王子まで歩きました。台風の影響で通行止めが多く時間がかかりました。しかし深い山奥の景色は最高でした。
熊野古道中辺路五日目。近露王子から鮎川王子まで歩いてバスで紀伊田辺に移動宿泊。お昼はおにぎりを竹の皮に包んでいた。山道は滝尻王子まででその後は平坦な道と思っていたがアップダウンのある道で疲れる。農地のそばなのか地面に竹の子がにょきにょき出てました。
熊野古道中辺路六日目。鮎川王子から出立王子まで歩いて中辺路を全て歩きました。
この辺りは口熊野と呼ばれて中辺路と大辺路の分岐点となっています。古道の周囲にはみかん畑や梅畑が点在してます。現道がトンネルだった場合、古道はその上である場合があります。しかしほとんど使われてないので崖上り、藪漕ぎでとんでもない時間がかかる場合があります。


旅の日程を以下に示します。

日程欄にヤマレコのリンク。宿場欄にブログエントリへのリンクを設定しています。

日程 日付 宿場 歩数 距離
一日目 5月15日 速玉〜那智 46,000歩 25.9km
二日目 5月16日 那智〜小口 35,000歩 17.9km
三日目 5月17日 小口〜本宮 34,000歩 17.4km
四日目 5月18日 本宮〜近露 45,000歩 25.8km
五日目 5月19日 近露〜鮎川 40,000歩 21.5km
六日目 5月20日 鮎川〜出立 34,000歩 17.9km

宿泊施設、かかった費用を示します。

日付 宿泊費 飲食費 雑費 宿泊施設
5月15日 10,600 2,900  9,700 那智 民宿 美滝山荘
5月16日 8,530 1,150 1,000 小口 小口自然の家
5月17日 3,800 2,100 本宮 熊野BackPaker
5月18日 7,200 550 近露 民宿なかの
5月19日 4,800 2,650 730 田辺 ホテル パール
5月20日 2,200 7,890  夜行バス
34,930 11,550 19,320 合計 65,800

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